ソルフェージュはなんのために習うの？ | 野田市で音楽教室として日々の様子やレッスン内容など様々な情報をお届け

近年、音大入試は大きく変化しています。一般入試より先駆けて行われる指定校推薦枠では、聴音や新曲視唱といったソルフェージュ分野の科目が省かれて、専門実技のみという音大も増えました。

でも、ソルフェージュって音楽の勉強に必要ないのでしょうか？

いいえ、そうではありません。音楽の土台を作る重要なスキルなんです。言語で言えば「読み書き」に当たるとお考えください。

聴音や新曲視唱の訓練をとおして身につけたソルフェージュ能力は、譜読みの速度や音楽を深く読み込む解析力を高めます。

入試にソルフェージュ科目が省かれていても、入学後はどの音大でも必須科目となっています。しかも授業はレベル別にクラス分けされます。

音大入学後すぐに始まる授業にスムーズに繋げられるよう、入試科目の有無に関わらず、受験段階からしっかり準備しておくことが大切だと思います。

曲の譜読みに時間がかかる、といったお悩みをお持ちの方は、特に新曲視唱の強化を意識されると良いでしょう。

当教室の「フォルマシオンミュジカル」というソルフェージュレッスンを受けている生徒さんに、コンクールのファイナリストが多くなってきているのも、ソルフェージュが演奏向上に大きく役立っているのかも、と密かに喜んでいます。

ムジカのだでは、随時レッスンのご相談を受けております。ご関心のある方はホームページからお気軽にお問い合わせ下さい。