ニューイヤーコンサート | 野田市で音楽教室として日々の様子やレッスン内容など様々な情報をお届け

明けましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願いいたします

お正月三が日はバタバタと過ごして

そろそろ平常モードにならなくてはと思いつつ

昔のパソコンと同じで変換に時間がかかっているところです

元日はウィーンフィルニューイヤーコンサートを楽しみました

もちろん、テレビで

ウィーンフィルがウィンナーワルツのコンサートを催すのは

このニューイヤーコンサートだけですが

たとえ指揮者なしでも　息もぴったりにワルツを奏でられると

いわれています

とはいえ、ニューイヤーコンサートを誰が指揮をするのかは

ウィーンの人々だけではなく　ウィーンフィルファンにとって

大きなニュースです

今年２０２５年は　リッカルド・ムーティでした

カラヤン以来のカリスマ性を備えたといわれるムーティ氏

あの鷹のような眼力は今も健在ですが

齢を重ねて熟成されたまろやかさが加わってきているなあと

思いながら画面を見ていました

ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの楽しみは

なんといっても会場のフラワーデコレーションです

黄金の間といわれる楽友協会大ホールいっぱいに溢れる

香しい花々が新年の気分を更に盛り上げてくれます

今年はバラやアマリリスなど３０，０００本以上用いたとか

担当したのは　ウィーン市庭園課だそうです

ウィーン市内の公園などの花壇を整備している部署ですね

終演後はこのお花をいただくことができるんですよ

大昔、留学時代にニューイヤーコンサートに行き

華やかな雰囲気に酔いしれ　コンサートが終わっても

会場を立ち去りがたく　ステージ近くでお花を眺めていたら　

「どうぞお持ちください」と　

色とりどりのお花をいただきました

学生の住まいがお正月らしく華やいだことを

懐かしく思い出します

その頃はインターネットはありませんでしたから

たった一枚のチケットを入手するのにも苦労がありました

整理券を求めて雪の降る日に楽友協会の外に

並んだ記憶があります

今はネットから事前申し込みができるということですが

どういうわけか購入できた人を知りません

そのチケット代も含めてチケットは入手困難なようです

今年はヨハン・シュトラウス二世（息子）の生誕２００年

ということで　世界中でヨハン・シュトラウスのワルツが

流れることでしょう

今年も健康で幸せな一年になりますように！